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StingRay特集

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■History

レオ・フェンダーによって、設立されたミュージックマン。そのミュージックマン・ブランド最初のモデルとして、1976年に登場したのがスティングレイ・ベースです。 初のモデルがギターではなくて、ベースと言うのも興味深いところです。 当時は、パッシブ・サーキットのベース・サウンドが主流でした。そこへ登場したスティングレイは、2バンド EQ(トレブルとベース)仕様のプリアンプを内蔵した、アクティブ・サーキットのベースでした。 フェンダー・アンプの設計も手掛けていたレオならではの発想で開発されたことが読み取れます。 現在ではアクティブ・サーキットを搭載したベースは、もはやスタンダードな仕様だと言えますが、当時、スティングレイのアクティブ・サウンドは、とてもセンセーショナルな出来事でした。 バンド・アンサンブルの中でも埋もれることなく、リード楽器としても活躍できるベース・サウンドを持ったスティングレイは、70年代の特にディスコ・サウンドの台頭とシンクロするように人気を高めていきます。 チョッパー(スラップ)を多用するベース・プレイがトレンドだった 70年代、スティングレイのメイプル・フィンガーボードと大きなポールピースを特徴としたハムバッカー・ピックアップ、そしてアクティブ・サーキットから生まれるサウンドは、まさに当時の多くのベーシストが求めていたサウンドだったのです。 タイトでエッジがあり主張するベース・サウンド、まさに“スティングレイ・サウンド”と形容されるそのサウンドは、登場した時に既に確立されていたのです。


時は流れ 1984年、ミュージックマンは、世界的に成功を収めていた弦の会社であるアーニーボール社に買収され、アーニーボール・ミュージックマン・ブランドとして生まれ変わることになりました。 現在もアーニーボール・ミュージックマンを第一線で取り仕切るスターリン・ボールは、何とレオが試行錯誤し開発を行っていたスティングレイのテスト・ベース・プレイヤーとして、一緒に仕事に取り組んだ仲間でした。 そんな関係もありスターリンは、スティングレイがアクティブ・ベースの先駆者として切り開いた歴史をリスペクトする気持ちを大切にしています。 レオが完成させたスティングレイのデザイン、そして基本的なスペックとサウンドが大きく変更されていない点を見てもそれは理解することができます。 しかし、楽器として進化していないかと言えばそれは違います。 時代と共に変化するミュージック・シーンに合わせ、スティングレイも進化しています。 例えば、滑らかでいつまでも触っていたくなるようなオイル・フィニッシュ・ネック、簡単にネック調整が行えるトラスロッド・システム、ミッドを加えた 3バンド EQコントロールを持つ 最新のエレクトロニクスなど、恐らく細かいマイナー・チェンジまで数えれば 100以上のアップデートが成されているかもしれません。 現在、群雄割拠するベース・ギターの中でもスティングレイは、スタンダードなモデルとして確固たる地位を築いています。 それはレオが考えたスティングレイに対する思いを、アーニーボールが全て引き継ぎ、さらに推し進める形で進化させているからだと言えます。

■Detail

3:1 ヘッドストック・デザイン

チューナーを3:1にレイアウトしたコンパクトなヘッドストック・デザインは、ボディとの最適なウェイト・バランスを実現しています。また、ブリッジから真っすぐに弦が張れるデザインで弦振動を犠牲にしません。さらにチューナー・ポストは、ミュージックマン・オリジナルのテーパード・ストリング・ポスト・デザインで、上から下へ細くなるようにテーパーが付けられていています。このテーパード・ストリング・ポストは、弦の巻き緩みを防止し安定したチューニング・ディフェンスを約束します。ナットは、安定したピッチが得られるコンペンセイテッド・ナット(補正ナット)が取り付けられています。

オイル・フィニッシュ・ネック

ネック材は、ハンドクラフトによって極限までサンディングされたフェザー・タッチのメイプルが使用されています。 最終的にガンストック・オイルを基本にしたオリジナル・ブレンドのオイルによって磨き込まれフィニッシュされます。 このネック・グリップは、手に吸いつくような感触が特徴で、素早くプレイヤーの手に馴染み素晴らしい演奏を強力にサポートしてくれます。 フィンガーボードは、メイプルとローズウッドの2 種類を用意しています。 また、ネックを外すことなくロッド調整が行えるトラスロッド・アジャスターをネック・エンドに装備しています。

アッシュ・ボディ

ボディ・フォルムは座って弾いても、立って弾いても、とてもバランスに優れたスタンダードなデザインだと言えます。
ボディ材は、ベースのボディ材として人気の高いアッシュが使用されています。ネックとのジョイント部分は、ネックプレートを介して6 本のボルトでジョイントされる、6 ボルト-オン・ジョイント・システムを採用しています。このジョイント・システムは、ネックとボディを確実に密着させることで、素晴らしいサスティーンにも貢献しています。さらに、素晴らしい剛性感と強度を実現しています。

オリジナル・ハムバッキング・ピックアップ

スティングレイ・サウンドを決定づける要素として、プリアンプと同じくらい重要な要素を持つのが、ミュージックマン・オリジナル・ハムバッキング・ピックアップです。アルニコ・マグネットを採用した大きなボビンを特徴にしたシングルコイル・ピックアップを2つ、パラレル配線にした構造を持つハムバッキング・ピックアップです。あえてパラレル配線にすることで、タイトで輪郭のはっきりしたサウンド、すなわちスティングレイ・サウンドと呼ばれるサウンドを確立しているのです。スラップした時のヌケの良いアタック、ピック弾きのゴリッとしたトーン、まさにベースの歴史に刻まれるスティングレイだけにしか出せないサウンドです。

3 バンドEQ・アクティブ・プリアンプ

ピックアップの性能をさらに高次元へ推し進めるのが、ミドルを加えた3 バンドEQ を搭載したオリジナル・プリアンプです。このプリアンプの装備により、圧倒的なパワーと1ハムバッキング・ピックアップだけとは思えない、豊富なサウンド・バリエーションが達成されているのです。それはまるでベース・アンプのイコライザーを操作するように、直感的に操作できる3 バンドEQ が肝だと言えます。フィンガー・ピッキングにマッチするマイルドなサウンド、ピックでゴリゴリ弾き倒すロック・サウンド、そしてバキバキきめるスラップ・サウンドとプレイするジャンルを選ばず、オールマイティに活躍できるのもスティングレイの魅力です。

剛性に優れたブリッジ

スティングレイのブリッジは、広い接地面積を特徴にしたオリジナル・デザインのブリッジです。サドルには、ステンレス・スティールのサドルを装備しています。1弦と4弦のサドルを左右から挟みこむようにポストが取り付けられています。このポストによってサドルの横揺れやズレを防止します。さらにこのポストは、ボディにマウントされたアンカーへボルトによって固定され、ブリッジをよりボディへ密着させる役目も果たしています。このことで弦のヴァイブレーションをロスさせることなく、完全にボディへ伝達させることが可能で、レスポンスの良い素晴らしいトーンを発揮させる素晴らしいブリッジ・ユニットです。



■StingRay SLO Special

スティングレイSLO スペシャルは、ナット幅を1-1/2 インチ(38.1mm)にしたスリム・ネックを特徴としたモデルです。通常のスティングレイのナット幅は、1-5/8 インチ(41.3mm)ですので、約3mm 細くなった仕様です。 スティングレイを選択する上で、プレイ・スタイルや手の大きさ、またはフィーリングで選択できるラインナップ・モデルです。 ちなみにSLO とは、アーニーボール・ミュージックマンのファクトリーがあるアメリカ・カリフォルニア州のSan Luis Obispo の頭文字をとってネーミングされています。


■Classic StingRay

クラシック・スティングレイは、誕生当初のスティングレイ・デザインの中に、今日までの進化の過程で体得してきた機能的な優位性を融合したスティングレイで、レギュラー・モデルとは一味違ったルックスが魅力的なモデルです。 クラシック・ロゴがプリントされたヘッドストック、2 バンドEQ 仕様のプリアンプ、ミュートパッド付きのスルー・ボディ・ブリッジ、コンター・カットを廃したスラブ・ボディが大きな特徴です。 ネック材には杢目の美しいフィギュアド・メイプルを使用し、グロス・フィニッシュが採用されています。 初期スティングレイは3 点止めのボルト-オン・ジョイントを採用していましたが、クラシック・スティングレイは、素晴らしい剛性感と強度を実現する6 ボルト-オン・ジョイント・システムとなっています。


■StingRay 5

スティングレイ5は、アーニーボール・ミュージックマン・ブランド初のベースとして、1987年に発表されたモデルです。基本的なスティングレイの血統を受け継ぎながら、アーニーボール・ミュージックマンならではの新しいアイディアとスペックを加えた5弦ベースです。立体的なカットが施されたボディには、3ウェイ・ピックアップ・セレクター・スイッチを装備し、シリーズ、シングル、パラレルの3種類のサウンドが得られるようになっています。また、ピックアップの裏側にハム・キャンセル用のファントムコイルを搭載していますので、シングコイル・モード時でもノイズを気にすることなく演奏することが可能です。


■StingRay Neck Through

ヘッドストックからボディエンドを貫くスルーネック構造を持ったスティングレイです。 強靭な3 ピース・メイプルを軸に、ボディ・ウイングはアッシュ材を採用しています。 ピックアップは、1 ハムバッキング、ハムバッキング+シングル、2 ハムバッキングの3 種類のレイアウトからの選択が可能です。 スティングレイの基本スペックにスルーネック構造を組み合わせることで、スルーネックならではのアタックやロング・サスティーンなどを取り入れた、新たなスティングレイ・サウンドを追及したベーシスト必見の最新のモデル です。


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スターリン・バイ・ミュージックマンは、より多くのプレイヤーにアーニーボール・ミュージックマンの素晴らしさを知ってもらうために誕生したブランドです。 スティングレイから継承されたオリジナル・デザインはもちろんのこと、ウッド・マテリアルからパーツ に至るまで、クオリティに拘り製作されています。 また、アーニーボール・ミュージックマンのルシアーでありトップ・エンジニアである、ダットリー・ギンペル氏が携わることで、よりレベルの高い精度を実現させています。 さらに、アーニーボール・ミュージックマンのサウンドとフィーリングを守るために、ネックやフレット・ワークなど、直接プレイアビリティを左右する最終調整は、カリフォルニアの工場で厳しく行い出荷されていま す。

スターリン・バイ・ミュージックマンのS.U.B.シリーズは、ビギナー・プレイヤーに向けて、より優れたコスト・パフォーマンスを追及したモデルです。初めてギターを購入する時に、価格だけで判断してしまうことはとても危険なことかもしれません。S.U.B.シリーズは、スティングレイのオリジナル・デザインを基本に製作されています。当然、スティングレイのサウンドとプレイアビリティも受け継がれています。素晴らしい演奏性を実現するデザイン、そして楽器としてのクオリティが存在していることが、楽器を選ぶ際にとても重要なことではないかと思います。アーニーボール・ミュージックマンのファミリーであるS.U.B.シリーズには、その全てが兼ね備えられています。

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