アメリカのブティック・ギター・アンプ・ブランドのモーガン・アンプリフィケーションの、1950年代クラシック・アメリカン・アンプである5E3スタイルのトーンを基本に、現代にマッチした理想の音質、音量、音圧を持たせるカスタマイズを加えた米国製ハンドワイアードのオール・チューブ・コンボアンプ「Tweed20 Combo」です。
プリ真空管に12AX7を2本、パワー真空管に6V6を2本、整流管には5AR4を搭載したオール・チューブ・アンプで、12Wの出力を備えています。
オープン・バックの構造で、セレッションの12インチ・スピーカーG12M-25 Greenback(16Ω)を1基搭載しています。密度の高いバルチック・バーチ・プライウッドのバッフル板にしっかりと固定することで、エネルギー・ロスを最小限に抑え、低音域の再生にも大変優れています。
オープン・バックの構造と組み合わせることで芯がありながら、広がりのあるパワフルなサウンドを備えています。
コントロールは、トーンとヴォリュームに加え、ブライト・スイッチだけのシンプルなデザインですが、トーンのレンジは非常に幅広いうえ、非常に使い易いデザインとなっています。
また、Tweed20 Comboはペダルとも良くマッチし、ファズ、ブースト、オーバードライヴ、フェイザー、フランジャー、トレモロ、ワウや様々なディレイとも相性抜群です。
このアンプは、モダン、ヴィンテージといったタイプに関係なく、多様なペダルとマッチするように設計されています。
パワー・スイッチをオンにすると前面の左上にあるモーガン・ロゴのバックライトがほんのりと灯ります。
傷の付きにくい丈夫なバリスティック・ビニール・レザーの外装で、高級感あふれるトワイライト・カラーです。
●独自の太陽と月はブライト・スイッチで、太陽側に入れることで高周波帯域を増加させる。
※Morgan Amplification(モーガン・アンプリフィケーション)について
モーガン・アンプリフィケーションの歴史は、創始者Joe Morgan(ジョー・モーガン)がアンプの製造、改造および修理を始めた1996年よりスタートしています。
ジョーの設計したアンプは今や世界中のスタジアムやアリーナで見ることができます。
ジョー・モーガンはミュージシャンとして生計を立てている全ての人たちへ向けてアンプの設計をしています。
真空管アンプは構成パーツによってその良し悪しが決まるため、モーガン・アンプリフィケーションは最高品質のものをセレクトし、カスタム・デザインのマーキュリー・マグネティックス社のトランスを組み込んだ設計によって高い品質の製品作りをしています。
‐ Specifications ‐
■出力(RMS): 12W
■出力(Peak): 30W@16Ω(Max) <搭載スピーカー使用時> 50W@8Ω(Max) <外部8Ωスピーカー1台、または16Ωスピーカー2台使用時>
■プリ真空管: 12AX7 × 2
■パワー真空管: 6V6 × 2
■整流管: 5AR4
■コントロール: Power Switch, Standby Switch, Tone Control, VolumeControl, Bright Switch
■対応電源: 100VAC, 50/60Hz
■搭載スピーカー: セレッション G12M-25 Greenback (16Ω)
■スピーカー出力端子: 16Ω x 1, 8Ω x 2
■外形寸法: H545 × W460 × D255mm(突起物含む)
■重量: 約16.7kg