姉さん、お久しぶりなわけで。

どうも、楽器センター随一の愛猫家Yです。

今回はファズ・ペダルのご紹介なんですが、なぜかというと最近取り扱いを始めた「Crazy Tube Circuits」というエフェクター・ブランドがありまして、そのブランドのペダルがまたどれも面白い!昨年11月に千代田区外神田で行われました「TOKYO PEDAL SUMMIT2022」にも出展していたわけなんですが、非常に好評を得まして、エフェクター好きの方々に是非おすすめしたい所存でございます、というわけなんです。今回お知らせするペダルは「Fuzz」なんですが、最近見たファズの中でも「非常に便利」「使い易い」、そして「エフェクター好きの心をくすぐるスペック」となっているからなのです。わたくし、エフェクター好きではあるんですが、ファズ・マニアではないので、率直に感じた感想などを擬音をまじえてお伝えしていきたいと思います~。

それがこちら!

CONSTELLATION CV7003

こちらは「Crazy Tube Circuits」の「CONSTELLATION」と言いまして、同モデル名でデザイン違いのレギュラーモデル(下の写真左)も出ているんですが、今回ご紹介するのは限定モデル(下の写真右)の方。何が特別かと言いますと、ファズのキモとなるゲルマニウム・トランジスターにミリタリー・スペック、つまり軍用規格である「CV7003」を使用しているというところなんです!アガる~!( ´Д`)=3 フゥ

左が通常モデル、右が限定モデル
缶タイプのゲルマニウム・トランジスタ「CV7003」

さらに特筆すべきは6つのモード切り替えノブを備えており、1台で6パターンのファズ、ブースト・サウンドが選べてしまうんです!( ´Д`)=3 フゥ

モードは以下の6種類!

[1] FF: a Tribute to the Most Copied Fuzz Circuit
[2] VTB: Inspired by the Italian Made Fuzz Circuit
[3] 3/2: Voiced After the Mythical Circuit Knows as mk1.5
[4] 2: the Soaring Gain 3-Transistor Fuzz Circuit
[5] RM: a Treble Booster as Close as It Gets to the Real Thing
[6] RMFF: a Tailor Made RM Into a FF

それぞれ往年のロックレジェンドの愛用した名機をインスパイア、とWEBにも記載がありますが、実際にわたくしが音出しをした感想と共に考察していきます。(*元となるペダルの正式名称は使用出来ない為、モード名が略称っぽくなっていますので、私も憶測の範囲でお伝えします~)

[1]FFというのは恐らくジミヘンの愛用したファズ〇ェイスのことでしょうか。非常に使い易い掛かり具合で扱い易く、聴き慣れたファズ・サウンドと言いますか、シングルコイルと合わせてチョーキングをしたくなります。あと、ギターのヴォリュームに良く反応しますね。これはゲルマニウム・トランジスタを使用したFFの特徴かもしれません。

[2] VTB、これはイタリア製ファズとして有名なヴォッ〇ス・ト〇ン・ベ〇ダーでしょうか。Lowが多少カットされた感じで、程よくジリジリとしたサウンド。これも使い易いです。

[3]3/2こっちはJ〇Iの方のト〇ン・ベ〇ダーMK1.5のようで、あのビー〇ルズが使用したとも言われていますね。歪み方はちょっとジージーという感じです。回路はFFに近いという事で、こちらもギターヴォリュームに良く反応してくれます。

[4] 2説明に「3-Transistor Fuzz Circuit」とあるように、初期ツェ〇ペリンのジミー・〇イジの使用でも知られている、イギリス製ト〇ン・ベ〇ダーMK IIのサウンドのオマージュのようです。歪の粒が細かい印象で、チョーキングした際のサスティーンと飽和感が非常に良いです。やはりハムバッカーとの相性が良さそうですね。

[5] RMこれは切り替えると直ぐに分かると思いますが、歪ではなくトレブル・ブースターですね。「RM」というのはおそらくレン〇マスターでしょう。カリカリです。チューヴ・アンプをブーストさせたり、少し歪ませておいたり、後ろにオーバードライブなどを繋いで使用するのがベターでしょう。ブライ〇ン・メイやエリッ〇・クラ〇トンの使用でも有名ですよね。

[6] RMFFこれはなんでしょうね、説明文では「RMをFFにカスタマイズ」とありますが、レン〇マスターをファズ〇ェイスにカスタム?確かにFFのような歪ですが、一気にローカットされた感じになります。これはやはりトレブルブースターの歴史にあるように感じますが、良い歪との組み合わせが重要なんでしょうね。サスティーンと飽和感が一気に上がります。どんなチューヴ・アンプでも手軽に「良い音」「CDやレコードで聴いた事のあるあの音」に近い音が作れるように設計されているようです。

以上、いかがでしたでしょうか、わたくしエフェクター好きではありますがファズ・マニアではないので奥深いファズの世界の事はそこまで詳しくないのですが、トータル的に申し上げて「クラシカル」で「使い易い」という印象です。昭和生まれのわたくしから申し上げますと「いなたい」とでも言いましょうか。モダンないわゆる「エグい」掛かりの物もありますが、実際鳴らしてみると「これ、バンドで使えるかなぁ・・・」となってしまった経験がありますので、このくらいが非常に実用的だと言えるのではないでしょうか~。個人的見解ですいません!

百聞は一見に如かず!あとは店頭で実際に体験してみてください!

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それではまた次回お会いしましょう!

バイバイッ!